飲み友達のお兄さんと、いつもの居酒屋で遇いました。
そのお兄さんと話していて、真面目な話になった時。
『どんな自分も、全部が自分なんだよ』
って言ってました。
何か、心に沁みました。
『オレだって、生きている事が不安になる時もあるよ?』
って言ってました。
何か、安堵しました。
度合いは違っても、みんな不安を抱えて生きている。
そう知って、救われた気がしました。
コレって、このお兄さんが発した言葉だからの効果なのですよね。
凄く真っ直ぐに、自分の誇りを守って生きている人だからこそ
重みが言葉に宿るのです。
「この人もそうだから、僕がそう感じて当たり前じゃないか。」
そうやって、安心感を得るのですね?
僕って・・・
狡い。
汚い。
強かだ。
でも、気付いたんです。
御伽噺が好きな時点で、僕は残酷で強かな乙女だったという事に。
汚い自分も。
強かな自分も。
狡い自分も。
厭らしい自分も。
残酷な自分も。
えげつない自分も。
ゼンブ。ぜんぶ。全部。
お兄さんが言うとおり、
『全部自分。』
後は、それを何処まで突き通せるか何だって想う。
少しずつ。
疑問が、不安が、解けて行く。。。
淋しい・・・
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