太宰治は麻疹のようなものだ。
って誰かが言っていたらしいけど。
今、人生2回目の太宰麻疹に罹っています。
初めての太宰麻疹は高校生の頃。
あれから、約20年。
晩年の書き出し。
死のうと思っていた。今年の正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色の細かい縞目が織り込まれていた。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。
高校生の頃には、美しい文章としか感じなかった一文。
今、読み返すとその重さ。狂気。やるせなさ。爽やかさ。カオス。
体に染み入ってゆき、涙かこぼれた。
太宰は、人生で避けられない傷が触れるほどに本領を発揮され、魅かれ、中毒になって行く世界なのだと感じている。
嫌いな人。生理的に嫌悪する人。
健全な心の持ち主だと思う。
太宰は読むと具合が悪くなる。
それで正しいのだと思う。
でも、私は太宰が大好きだ。
そう、大声で叫びたくなっている。
事実。全世界にこうしてその思いを発信している。
まぁ。何が言いたいかというとだね。
太宰に嵌りすぎて。
死にたがりが疼きだしてる。
折角、薬なしでも落ち着いて居られるまでにしたのに。
薬が無いと不安定。
良く晴れた快晴の空は憂鬱の根源。
何事も。摂り過ぎは良くないって事だよ。(笑)
だから。バランスを取るために。
色んな物を捨てる。
シンプルになる。
麻疹だから。すぐに熱も冷めるだろう。
でも。麻疹だって、死に至ることもあるよね。。。
あぁ。
叫びたい。
大声で。
唄いたい。
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