基本。
言葉は自分を伝えるための道具としか認識がありません。
言葉は言葉でしか無いと言う考えです。
でも、歌を唄う。朗読をする。演技をする。こういった表現活動をする際の言葉は、それだけでは困ります。
言葉を「音」として「色」として「感情」として発しなければなりません。
言葉は心という考えです。
所謂「言霊」って奴ですね。
僕は、言霊のコントロールが上手く出来ません。
怖くて、言葉を道具としか使いません。
だから、歌が不味いのだって思いました。
師匠から「其処はピンクで其処は紫」という指導を頂きます。
凄く的確な解りやすい表現です。
でも、言葉に色を付ける作業をするには・・・
発する側が言葉の色を知っている事が必要です。
言葉の色。
色聴とか共感覚とかの話じゃなくてね。
此処で言う「言葉の色」って、感性の問題なんだって思うのです。
凄く曖昧なグレーゾーンの話なのだけど。。。
そう考えれば、日ごろの生活の中で色を覚える訓練は出来るのですよね。
色に対してのイメージを持って、そのイメージと照らし合わせる作業を繰り返す。
「今のはピンクっぽい」とか「これは黒だな。」とか。
そうすると、言葉に色が出てきて・・・感情が載せれるようになるのかなぁって。。。
言霊。
深いです。
言葉は道具だけど。
それだけじゃないのが魅力的です。
PR
COMMENT