上野の森美術館で「聖地チベット」展をやっています。
仏教が好きな僕としては、行かないわけが無く。
行って来ました。
日本とは違い、とても色鮮やかな仏像達。
トルコ石を中心に、パワーストーンがよく使われていました。
また、女尊が多い気がしました。
何も知らずに吸い寄せられ、見た途端に泪が零れた仏像がありました。
『弥勒菩薩立像』
表示を見て納得。
僕が一番好きな菩薩様です。
本当に、何処に行かれてもお美しい仏ですね。。。
愛してます。
インド仏教が元で、そのまま強く影響があるのですが。
やはり、あちらの仏教は「人間臭く」感じます。
「優れた悟りを開くためには、不浄が必要」とか。
「男尊と女尊が抱き合い一つになってこそ、世界は作られる」とか。
そういった思想が、凄くバランスが取れれて真実味が有り好きだなって思います。
機嫌を損ねたら男を喰らう女尊とかね?
在俗僧は屍林で瞑想すると、悟りやすいとか。
仏が不老不死の薬を求めて海をかき混ぜたら、災いが起きた図とか。
本当に人間臭い。
だからこそ、身近に感じます。
一番笑ったのは。
「太陽を担保に飲んだくれた豪快な僧」
という説明書き。
仏像もビール腹のおっさんって感じ。
「あぁ。。。」って思わず納得!っていう風格でした。
今回は、かなりの気付きを貰った展示でした。
しかも、出口のSHOPに質問カード集が売っていたのですが・・・
見本を見て、まさかの泪。
「全てを即断する必要は無いですよ?」
「ちゃんと自分と向き合ってますか?今日がその時。」
とか、1カードに一言。書かれています。
適当に引いて、その日の質問を投げかける仕組み。
高くて購入はしませんでしたが・・・思わぬ出会いに感謝でした。
美術館の後は動物園に行きました。
ここでも、来園者の会話や動き。動物の姿。動物園のアプローチから。
様々な気付きを頂きました。
興味を持って動くって、楽しいです。
そんなことを感じた一日でした。
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