5月。
同級生が事件を起こしました。
かなり大きく報道もされました。
嘘の情報も飛び交いました。
その後、様々な事件の渦に巻き込まれて・・・
彼の事件は忘れ去られてしまった様に見られました。
追いかけようとしても、ネットですら最新情報が出てこないくらいでした。
今日。
とある記者さんが、追跡取材で訪問されました。
ちゃんと追いかけてくれている人が居たという事実に、感謝しました。
彼の事件は、僕たちに大きな課題を提示していると感じています。
今の時代、一歩間違えば、誰もが彼の立場になってしまう可能性を秘めていると想うのです。
僕は、彼は何かから解放されたかったのではないのだろうか?と考えています。
凄く真面目な少年だったと記憶にあります。
だからこそ、苦しかった事も沢山あったと感じるのです。
幸せの家庭に育ち。順調に良い学校に進学したとしても。
本人が幸せかどうかは解かりません。
それは、別の問題だから。
その状況ごとに、問題は変わってきます。
「こうなんだから、幸せだろ?」というのは、そういった人の思いこみです。
事実では無いです。
彼のやったことは許されません。
だからと言って、僕は彼を否定する事は出来ません。
彼の行動は、許されません。
それは、確固たる事実です。
ただ、僕たちはそこに囚われずに彼の提示した様々な問題を考える必要があると想うのです。
同級生が起こした事件です。
僕は無関係です。
でも、遠巻きながら彼の人生に関わっていた立場として、この事件を僕も背負って生きていくのだろうな?って想っています。
無関係に見えて、繋がっていると想っています。
この事件の公判は来年からだそうです。
彼に取っての最善の結果が出ること。
被害者遺族の方が安らげる時が来ること。
彼のご両親が安らげる時が1日でも早く来る事を切に願います。
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