おんな心

男そのものが、立派に尊いのだから、ありのまま御身に、その身ひとつに、ちゃんと自信をもっていてくれてれば、女は、どんなにうれしいか。

「火の鳥」より

太宰治は、女心を深く理解していたから　あんなにおモテになられたのでしょうね？

って、この一文に出会ったときに感じました。

お金でもなく。

肉体でもなく。

ご自身に自信を持って、どんと構えてくれている事が

とても心強いと思うし　何よりも嬉しいと感じるのです。

そのことに　世の男性諸君は、気が付いていない事が多い。

と感ぜられてならないのです。

我儘で結構。

俺様で結構。

大切だと想うものを本気で守れる心があれば　それで結構。

基本。

男は弱いモンなんだ。

太宰さんは、ちゃんとそれも知っている。

だから、僕は太宰さんが好きなのだと再確認しました。

まぁ。とても病んでいるけどね～（爆笑）