昨日。
あうるすぽっとで今日まで上演している「銀河鉄道」を観てきた。
友達の市松君が教えてくれた公演。
全席指定。まさかの下手最前列。
ガチャ目で遠視で乱視の私にはキツイ席。だから、絶対に自分では選ばない席。
新鮮だったぁ。。。
鉄道模型の中の人までしっかり見れたし。得した気分。
スピーカーが目の前で、耳が慣れるまで痛かったけど作品に集中しちゃえば気にならない。
作品の世界に入れば、臨場感に変わるし。これまた、いい感じ。
開演前。隣のおじさんが「あんまりよくない席だよね…」とがっかりしていたけど。
終演後「(チケット代)45で良かったね♪」と満面の笑みで帰っていたのが、作品が魅力的だった証拠。(開演前に「45は高いよね?僕も35で良いと思うのだよね?」と話していた。因みに私は「劇場としては35。あとは内容を見てみないと45が高いかどうかは判断できない」とお伝えした。)
話は違うけど。
あうるすぽっとって遠いと思っていたが…サンシャインの裏だったんだね?
サンシャインから向かったら、迷子になる前に見つけたよww
なんだ。近かったんじゃん。。。
現代舞踊って意味がぷー。
表現が自由すぎてどうしてよいか解らなくなる。
正直、宮沢賢治が意味がピーって感じの私にはこの組み合わせは辛い。
でも。解らな過ぎて面白いって思う。
自由な自分の取り扱いが解らないだけで。
なれれば、きっと快適に飛べる。そういう可能性は見えるから。
枠を枠と捉えなくてもいい世界。
異世界を異世界と捉えなくていい世界。
常識は非常識で常識で非常識。。。。
世界は無限で。自分も無限で。その可能性に気が付かないのは。。。うん。
結局。頭だけで理解しようとしていると限界がある。
となりのおじさんが帰りがけにたった一言。
帰りかけていたのに、思い出して、私に云って帰った一言。
「(チケット代)45で良かったね♪」
この人は、とても柔軟で素敵な感性を持っているんだって思った。
こういうやわらかい人になりたいって感じた。
今回の舞台美術が美しかった。
白基調。紙の小道具。
真ん中が無いブラインドウ。
イマジネーションを刺激しようとする線路。
美しかったぁ…
手旗をもった車掌さん?
すごく好きだった。
セリフの云い方。
ゆっくり走って行く姿。
ぐっと世界に引き込まれて行く。
その彼女の衣装だけが銀色。
いろんな意味で冷たそうに際立っていた。
空間をさりげなく作り上げている舞台美術。
うん。美しかった。。。
苦手だと云いつつも。こうやって世界を引き摺っているって云うのは。。。
それだけ、衝撃を受けたってコト。
こうやって、世界は広がって行くんだって感じる。
銀河鉄道。
いい舞台だった。
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